自社養成訓練で回期まるごと全滅した実話!JAL?ANA?

台湾の航空業界・パイロット事情

自社養成訓練で回期まるごと全滅した実話!JAL?ANA?

例えば航空大学校は一年に108名合格しますが、実際には4つの回期に分けて、2~30名単位で座学、フライト訓練に入って行きます。

そして他の私大や自社養成でも、同じくらいの人数を一つの回期としてシラバスを進めて行きます。

なぜ複数人グループで行われるのか?

この問いについては、前回記事にまとめました。

連記事:なぜフライト訓練は複数人グループで行われるのか?【自社養成&航大&私大面接】

要は助け合って協力することで最大の訓練効果が得られるってワケです。

【協力】って、どの位の【協力】のこと?

知り合いでコンサルで働いている人がいますが、ほとんどの場合が複数名で1つの案件に当たります。

勿論、それぞれの経験・知識を出し合って解決策を捻りだしますが、チームのメンバーが社内では【敵】というか【競争相手】的でもあるので、100%手の内を明かさずに95%で止めて5%は隠す!みたいな感じの空気感らしいです。

一方、パイロットの訓練はある一定のラインをクリアーすれば全員次のステップに進めるワケで、そして会社(学校)も極力全員生き残って次に進むことを望んでいます。

なので、パイロットの世界では同期が【敵】になることはありません。
※おじさんになって、誰が役職に就く?とかで争うことは多少あると思いますが、それはもうサラリーマンとしての争いだからねぇ~

そしてコンサルが95%出し合うなら、パイロット訓練生の世界では99.7%位出し合う位が丁度良いとされています。
※超体感、諸説あり

ほぼ出ちゃってる感じです。

チ〇コに葉っぱが微かに乗っかってる位が丁度全員のパワーが最大限発揮されます。
※超体感、諸説あり

【超協力大事世界】で重宝される性格をついでに言うと、、

『お節介タイプ』です。

みんなが訓練で時間がなくてヒーヒー言ってる時に、思わず人のことが気になって指摘してしまう性分である『お節介タイプ』がいると周りの同期が本当に助かることが多いです。

『お前ちょっとチ〇コの葉っぱズレてるよ!』⇒『おっと、危ない危ないありがとねぇ~』てなワケです。

パイロットの運航の現場もチームでの仕事、他部署と連携を取りながらの仕事なので、誰かのミスをドンドン見つけてガシガシ指摘してくれる性格は人と人との繋ぎめに生じる不確実要素を寄せ付けにくい超望ましい性格なんです。

詳しくは↓↓
型問題『苦手なことは?』の答え方!解答例イッパイ ミスしやすい質問を得点源にする方法

逆に同期間の仲が悪くなると何が起こる?

そうです。

99.7%が95%になり、更に仲が悪くなると90%、80%、、、、と協力度合いが下がって行きます。

先輩や教官から『協力し合うんだぞ!』と口が酸っぱくなるほど言われても、その場では『はい、僕たち協力し合って頑張ります!』っていい子ちゃん的に答えておきながら、寮に戻ると冷たい空気が漂って会話がほとんど無かったり、、になります。

そして、それは回期全体の訓練進捗にも大きく影響を及ぼし始め、やがて教官などの知る所となります。

そしてそして、狭い航空業界では教官と航空会社の採用担当が仲良かったりするワケで『今回の回期は利己的でセルフィッシュなコスパ野郎ばっかりでイマイチだわ、、』って話が広まります。

その前に訓練途中でフェイルする人が多くなりますし、当然回期の就職成績の良し悪しにも繋がります。

どんな時に同期の仲が悪くなり易い? 99.7%を達成しにくい?

① 就職氷河期が続いている状態 

訓練が始まった時から、できるだけ回期の中で同期を出し抜いてトップに近い成績で卒業したいという欲求が変に芽生えます。

その結果として、それぞれが持ってる少ない経験・ノウハウを隠し合い、やがて回期としての訓練効率が落ち始め、最終的には就職時の回期全体の評判もガタ落ちになります。

② 回期自体の人数が少ない状態

2~30人という数字が結構絶妙で、それに満たない小さめの私大なんかでは結構同期間の仲が良くなかったりする話を聞きます。

同期の数が10名を切ると上手く居場所を作れない人が出やすいのだと思います。

【回期まるごと全滅事件】は最近どこで発生したか?

JALでしょうか?ANAでしょうか?

安心してください!日本ではありません。台湾です。台湾の大手航空会社です。

台湾でもパイロットの世界は、この記事で述べて来た様な背景で訓練同期、入社同期、軍の時の同期など色々と【同期】があって、どの同期も仲が良いです。

※禿げたオッサンがイチャイチャしている風景は、見ていて最高に気分がイイです。僕だけか!(笑)

そんな台湾ではコロナの影響で入社後の訓練の通過率が若干低い状態が続いていました。
上記要因①の氷河期に近い状態です。

更に自社養成として訓練を開始した20名程度の同期が不仲などにより、座学、アメリカ訓練、SIM訓練、路線訓練と徐々にフェイル人数が出続けて最後には全滅してしまったそうです。
全滅する途中に上記要因②も働いたかもね、、

連記事:親子でパイロット?ずっと海外育ちで中国語激弱自社養成Pサラブレ君の半生 お見合いP チンP- GACKTまで

オマケ:訓練フェイルするとどうなる?

日本の自社養成は職種変更で社内に残れますが、台湾は速攻クビです。

結論!!!!!!!!

勘違いされるほど同期とイチャイチャしよう(笑)

さりげなく葉っぱのズレを治してあげよう!

質問:山ではすれ違う登山者同士が挨拶をする。なぜか?

景色が良くて気分がイイから?

登山道が狭くて目を反らせにくいから?

たぶん、きっと地上よりも厳しい環境だって本能的に感じるからかなぁ~と思う。どやろ?

助け合う度合いや上下関係も色々な要因で変わります。

関連記事:上下関係とは?【面接頻出質問】メリット・デメリット なぜ必要?どの程度必要?体育会系な業界?職種とは?

5&8期ネバ生もイイ感じでした!

航空大学校の三次試験の面接なんかも一定以上の受け答えが出来れば、全員受かります。
だからお互いに敵でないことは理解し易い状態だと思います。

5期生は最初に面接受けた人が残りの人達に全部の面接内容を伝えていましたし、8期生は面接カードの提出期限が予想より早かった為に直前に5~10名の複数名ZOOMで面接カードの添削をしましたが、前の人が進まないと自分の番が回って来ないこともあり(笑)、僕も含めて全員で改善点を出し合って99.7%な状態が出来上がっていて少し嬉しかった記憶があります。

そういえば、こんな美談も僕は知ってる

【実話】私大航空学生同期全員で最後に一人残った未就職者の面接練習を日替わりで続けた話

ネバギバ敏郎としての【実績】も一度記事化してみました

コメント

タイトルとURLをコピーしました