はじめに
『先程もお話しました通り~』
『先程も述べました様に~』
『先程も申し上げましたが~』
細かい言い回しは何でもイイですが、同じトピックを喋る事になる時、質問への答えはこういったセリフから始まると思います。
ネバ生の中には『先程も~が多すぎるのは良くないのでしょうか?』と気にする学生も結構います。
いきなり結論
全く問題ない。
逆にそうならなければならない!
解説:なぜ連発で良いか?
面接の15~20分の短時間の中でトピックや長所が沢山出てくると、
『この学生は一体何を一番アピールしたいんだ?』
→『一番アピールしたトピックに寄せる意識がない』
→『面接準備が不足している』
→『面接に対しての取り組み方が甘い』
→『この学生は入社後も仕事にこの位の精度で取り組むダメ社員になる』
という連想ゲームで面接は不合格になります。
短時間に沢山長所的な抽象ワードを言えるかというゲームではないのです。
色々ある自分の長所の中で一番伝えたモノについては、具体的なトピックを付けて必ず喋って帰れるかどうか?!というゲームなのです。
ですから、『先程も述べた通り~』が連発することは、
→『一番伝えたい長所に繋げる意識がある』
→『面接に対しての取り組みができている』
→『仕事もちゃんとできそう』
の連想になって、採用に近づけるワケです。
どんな設問で『先程も述べた通り~』が連発するか?
連発になってしまう質問は、面接に行くとっくの前にもう決まっています。
自己PR(長所&それを裏付けるトピック )
自分のキャッチフレーズ・キャッチコピーを教えてください
あなたの魅力を一言でいうと何ですか?
誰にも負けないと思うことは何ですか
学生時代に最も打ち込んだことは何ですか?→具体的には?
学生時代で最も頑張ったことを教えてください
課外活動(サークル・部活動経験、、、)について教えて下さい
学業以外で力を入れたこと
自分の大学生活を一言で表現してください
成功経験を教えてください
学生時代に出した「成果」を教えてください
学生時代に「学んだ事」は何ですか
その中(ガクチカ)で自分が成長したと思えること
今まで一番感動したことを教えてください
今まで一番嬉しかったことは何ですか?関連記事:正直に答えない技術
最近1番大笑いした出来事は?JAL過去問
挫折・失敗経験について教えてください
苦労したこと?
最近嫌だったこと・辛かったことは何ですか?
大きな決断は何ですか?
ザっと書き出しても、この辺りの質問は全く同じトピックを使って説明すべきです。
挫折しっぱなしのトピック使いませんよね?
その後に成功体験があるトピック使ってますよね?
成功したら嬉しかったですよね?
感動もありましたよね?
そこから学ぶことありましたよね?
頑張りましたよね?
成功する為に幾つかトライをしてますから、当然失敗もありましたよね?
苦しかったですよね?
成長したと思えますよね?
そして、そのトピックを使う理由はソレを話す事で自分の長所が浮き彫りにしたいからですよね?
上に挙げた質問以外にも、人によって長所・短所設定、チームワークのトピック設定、目標設定が違いますから、『先程も述べた通り~』の数は多少追加されます。
まとめ
ここまで書いてきた様に、『先程も述べた通り~』は全く問題ないんです。
面接中に2~3回繰り返した段階でネバギバは中級認定します。
面接官も『また同じトピック言いやがって、ツマラナイなぁ』とは決して思いません。
気にせず安心してドンドンこのフレーズを使おう!
オマケ:実はココからが主題かも
一般の会社を受ける場合にはここまでしっかりと出来ていれば、かなりの合格率で面接を通過できるはずです。
しかし自社養成の就活では敵もレベルが高いですから、インターン前の選考面接程度なら楽勝かもしれませんが、それ以後の面接は絶対に安泰とは言えなくなってきます。
なので実は中級に達したネバギバ生には、面接の最後までひたすら『先程も述べた通り』を繰り返し続けろとは言ってないんです。
ネバギバが中級認定するまでは、繰り返せ!というんですが、認定後は『ガクチカ→長所』以外の『もっと深くて熱くてパワフルな部分をぶつけろ戦略』を一緒に考えます。
この辺りも記事にできればいいのですが、中級レベルが定着前に話をするとかえって混乱?してしまう可能性が高いので、本当にネバギバ生にも中級に達した学生さんにしか提案しません。
※偶然この課題に取り組んでる時にZOOMでOBSしてる学生は話を聞いちゃいますが、、
とにかく熱い部分のぶつけ方が学生によって、大きく分けて3種類位に分かれるので一概にこうだと言えないんです。
この作業が無事に終わると、面接練習中に『ガクチカ龍』と『もう一匹のガクチカ龍よりチョイ大きくて熱い龍』が天に昇っていくのが見えるようになります(笑)
更に2020~21年冬のJALインターンを通じて、ネバギバ生のその部分のノートや動画をまとめて資料にできましたので、今後のネバ生はそれらの資料を5~10時間かけて目を通すと次のZOOMで結構イイ所までまとめられると思っています。
元聴講生で現ネバ生の忍者君はその方式の初の適用ケースで一発でかなりレベルの高い成果を出してくれました。
今後はココまで表現できるネバギバ生を量産していくのが、今の一番の目標です。
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