パイロットに向いてる?向いてない?向いてる人ってどんなタイプ?航空会社自社養成パイロット面接対策

個別質問②中級

まず現場のパイロット達の考え方から説明

自社養成はじめパイロット関係の面接での頻出問題ですが、少しどう答えるかは脇に置いておいて、実際にパイロットの仕事をしている人達の一般的な意見・見方を書きます。
※一人前になる直前の路線訓練でもこの辺りの考えは教官から強調されます。

パイロットに向いているとか向いていないとかじゃなくて、もう一人前のパイロットとしてたった二人で客の命を預かるわけだから、その為に一番大切なパイロットの特性は、
躊躇なく自分の意見を表明できる(アサーションできる)こと

なぜそれが一番大切か?

一人前になり2~3年パイロットの仕事をすれば、誰でも安全にほとんどすべての操作を一人でできる様になります。
じゃーなぜ二人必要なの?って話しになりますよね。
勿論法律である大きさを超える旅客便はパイロットが二人必要とされていますが、法的なことを抜きにするとその理由はなんでしょう。

「心臓病で急に倒れた時のため?」
→はい、もちろんそういう意味もありますが、それだけでは二人乗ってる意味が薄すぎます。

世界中のエアラインパイロットのほぼ共通認識は?

答えは
通常でも緊急事態でも、二人で意見を出し合いながらより良い判断を下しながら運航する為
です。

ですから、例えば新人パイロットがベテランパイロットと飛ぶ時に、遠慮して何も意見を言わず、状況認識や決断の過程に何も関与しない状態になっていれば、その新人パイロットがコクピットにいる意味はほとんどありませんよね。

現役パイロットの常識を面接で答えればそれでOKか?

航空会社を受験する学生が面接で上記の内容を言えば100点をもらえると思いますか?

答えはNOです。

実際にパイロットの仕事やってないのに、上記の内容を答える学生いたら気持ち悪くて不合格(笑)です。
「キャラ相反」どころの話ではない。
※「キャラ相反」の話はこちら:「キャラ相反」は説得力ゼロ! 自己分析はどう活かす?(中級)
メチャクチャに嘘っぽい コピペ感が半端ないです。

学生が答えるならこうだ!

学生が答えるならまずはこんな感じという例を幾つか挙げておきます。
この辺の答えなら嘘っぽくないので、自由にコピペしてください(笑)

A 向上心が凄い人じゃないとできない
なぜなら、最初からパイロットになる為の才能や資質の全てを兼ね備えている人はいないと、思うから

B 努力を継続できる人じゃないとできない
なぜなら、パイロットの訓練は長期に渡って、内容も多岐に渡ってるし、
一人前になった後も機長を目指したり、教官や審査官を目指して努力してると、思うから

C コミュニケーション能力が高くないとできない
なぜなら、こういう場面でコミュニケーション能力が必要だと、思うから

D 自己管理を厳しくできないといけない
なぜなら、気圧の低い上空での仕事自体がタフで、ステイが多かったり朝早かったり夜遅かったり、国際線であれば時差とも戦わないといけない、その中で常に一定以上の運航品質を維持しないといけないから

A,B,C,D、、、、、とこんな感じの答えは無限にあります。

ここから本題 ブログの題名にした質問3つの模範解答例を書いてみます。

『あなたはパイロットに向いてると思いますか?』

例えば、自己PRが『B』っぽい人であれば、

『就職活動に先立って、自己分析などをして「B」辺りが自分の長所だと感じています。
この「B」辺りがパイロットという職業にも活かせるのではないかと思っています。
またパイロットに求められる特性が「B」だけであるとは全く思っていません。AもCもDも必要で、まだまだ弱い部分だと考えています。
ただパイロット求められる特性を最初から全て兼ね備えている人はいないのでは、とも思います。
きっと厳しい訓練を通して、それぞれの訓練生自身の弱い部分に気づき、他の訓練生や教官から学び、パイロットの仕事をより高いレベルで追及する過程で少しづつ身に付けて、足りなかった部分を補強して行ければと考えています。

『あなたのどんな部分がパイロットに向いてない?』

→同上

パイロットに向いてる人ってどんなタイプだと思う?

→同上

どの質問も『同上』で概ね答えられてますよね。
実際の面接では時間の問題もありますので、不要な部分は省いて話すと思いますが「答え方の流れ」は同じになります。

より自分らしい答えに落とし込む為に

自分の長所が上記ABCD以外だという人も多いはずです。
E,F,G,,とパイロット必要な特性を挙げてみてください。
パイロットの仕事をした人はいないはずなので、想像力働かせて自分なりの理由も考えて書いてみてください。

もし、部活やバイトで『躊躇なく自分の意見を表明できる』って大事なと思う出来事があって、それってパイロットの仕事でも大事だなと思ったというリアリティーのあるトピックがある人は『躊躇なく自分の意見を表明できる』を、特性『H』として追加しておいて、その特性が自分の長所的なのか短所的なのかに応じて、回答の中に入れて行けば良いのです。

キャラ相反をさせて無理矢理『長所』として使う事は絶対に避けてください。

面接官から見て、目の前の学生がどんな長所を持っているかは、ハッキリ言ってどうでもいいことです。
結局みんな似たり寄ったりなのです。
(※キャラ相反した嘘っぽい作り話を聞かされると、抽象ワードと同じで急激に睡魔に襲われます。)

それよりも、パイロットという職業について深く洞察し、自分の長所と短所についても深く洞察し、それを結び付けられているかどうかを見ているわけです。

今回の記事は参考になりましたか?
きっと物凄く参考になっちゃったと思います。
今まで進めてきた自己分析からの自己PRポイントなども考慮しながら、この質問に対する自分の答えをすぐに作ってみてください。

書き終わると、答えをまとめるのが難しい「パイロットの志望理由」なんかもほぼ半分出来上がってると思いますけど、、、、

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