まだ間違ってるよ 「短所」の選び方!!履歴書&面接対策

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まだ間違ってるよ 「短所」の選び方!!履歴書&面接対策

「長所」に繋げるべきものは「短所」だけじゃない 

どの面接対策本を読んでも「短所」を聞かれて、『正直に短所を答えろ!』とは書いてありません。
「短所」を聞かれても「長所」に繋げろと書いてあります。

どの様に繋げるかは、後ほど書きます。

その前に「長所」に繋げるのは「短所」だけじゃないんです。
エントリーシートや履歴書に書く内容、全て「長所」や「自己PRトピック」に繋げないと、面接で勝てません。

それぞれの質問項目に正直に答えてしまっていて、「長所」の項目以外全ての答えが関係なく存在している感じの履歴書ってメチャクチャ多いんです。

例:「挫折した経験について」

例えば「挫折した経験について」と聞かれ、「4歳の時に親の会社が倒産」ではダメですよね。人生で実質的に一番大きな挫折ではなく、「挫折したけど、そこから努力や工夫をして改善して這い上がった経験」を取り上げるべきです。

更に言えば、そういった「改善」の経験は20年近く生きていれば、沢山あるはずです。その沢山ある「改善例」の中から自己PRトピックの中にある「改善例」を選ぶべきです。
そうすれば、面接に向けて一番話したい内容、一番話す練習が出来ているトピックを話せる可能性が増えますよね。

ガクチカの中にある壁を挫折的経験として書いてください。

例: 「あなたは動物に例えると何ですか?」

例えば「あなたは動物に例えると何ですか?」と聞かれ「パンダに風貌が似ていると言われます」ではダメですよね。


あなたの「長所」は何であるかを考え、その長所・特性を持つとイメージできる動物を答えるべきです。
もし「コツコツ努力できる」が長所なら「アリや亀」等が適当でしょう。
「ここ一番での集中力がある」が長所なら「ライオン」か何かでしょう。
「打たれ強い」が長所なら「ハイエナ?ゴキブリ」位でしょうか?
※アリ、ゴキブリは動物じゃないですが、、、あくまで例として出しましたが、面接では『動物ではなのですが、ゴキブリだと思います。』などとずらしながら答えればOKです。

「自分を動物に例えると?」にはユーモアで答えろ! 面白い例文イッパイ

例: 「人生最大の決断はなにか?」

更に2020年JALのインターンシップのエントリーシートの作文は「人生最大の決断」でしたので、それに関しても記事を書きました

『Pになる決断』だけは書くな! JALインターンES

ここでも説明した通り、まず「自己PRトピック」をしっかり作り込んでその中での「決断・決心・変更」等を取り上げて「人生最大の決断」として書く事で、面接で「決断」について聞かれた場合、即「自己PRトピック」→「自己PR」ができます。

「短所」から「長所」へのよくある繋げ方例 典型③例+オマケ③

そしてようやく本題です。
「短所」を「長所」に繋げる為にどうするか?ですが、

よく言われるのは「自分の長所を反対側から捉えた様な悪い面を書け」です。

具体的には
「コツコツ努力タイプ」「完璧主義者タイプ」なら、例えば「心配性な一面がある」
「諦めないタイプ」なら、例えば「負けず嫌い過ぎる時がある」
「責任感が強いタイプ」なら、例えば「仕事を一人で抱え込む傾向がある」
等です。

この辺りのキーワードで5割くらいの人は当てハマってしまいそうですが、人とダブっても問題ありません。
長所的・自己PR的トピックは人それぞれですから、完全にダブル事は絶対にありませんから、自己PRに繋がる内容であれば、気にせずパクリましょう(笑)

オマケ① 「熱中し過ぎる事がある」
オマケ② 「人が良すぎる」
オマケ③ 「熱中した事に対して思い入れが強すぎる」

少し考えても【短所】が出せない人は
典型問題『苦手なことは?』の答え方!解答例イッパイ ミスしやすい質問を得点源にする方法
『苦手な人は?』の答え方!面接典型解答は危険だらけ!パクれる解答例全部出し!
の2つの記事で自分の当てはまる特質を抜き出して下さい。

「~すぎる」と付ければいいのか?

面接対策本に「~過ぎる」と書けとかあるのを参考にして「優柔不断過ぎる」とかは、引っくり返した長所が見えづらいのでダメな可能性高いですね。
こんな基本的な日本語の問題的に間違ってる場合も多いです。(笑)

こういった間違いを犯さない為にも次の項目が大事になりますので、よく読んで考えて見てください

重要:履歴書等へ20文字程度でどうまとめるか?

上に挙げた典型③例に当てはまらない「自己PRポイント」の人も沢山いるはずです。

それぞれの「自己PRポイント」をどう裏返して「短所っぽいフレーズ」にすればいいのでしょうか?
そこで悩む人が物凄く多いですので、誰でも「長所」を短くまとめられる方法を書きます。

例として「ピーマンが食べられる」という長所の人がいたとします。
ここでポジティブ・ネガティブ指数というモノを当てはめるとします。この場合「+1.0」 とします。
次に「ピーマンが食べられない」というフレーズをポジティブ・ネガティブ指数で表すと「-1.0」 とします。

履歴書に短くまとめる時は、この指数の「-0.3~+0.5」辺りのフレーズにする様にしてください。

実際に練習しますね。※おそらく世界初の試み、世界初の切り口です。(笑)

一つ目行きます
ピーマンだけは食べられない」の指数はいくつですか?
→「ピーマンが食べられない」より少しマシなので「-0.6」位ですね。

次行きます。
ピーマン苦手克服の為カレーに混ぜたが、まだ食べられない
→更にマシですが、まだ「-0.5」 です。
「-0.3」に届かない理由は「良い面・長所」に繋がらないからです。
※先程少し挙げた「優柔不断すぎる」はたぶん「-1.4」位です。(笑)

次行きます。
ピーマン苦手だが、カレーに混ぜたら食べられる(事を発見した)」
→はい、ここでようやく「-0.3」 に到達しました。おめでとうございます。

面接で聞かれても、「いろんな料理を試したら、カレーのしかもインドの豆カレーで食べられる事を発見した。これでピーマンの栄養素を採る事は最低限できています。」
等と答える事ができ、ピーマン苦手だけど「探求心がある」とか「苦手分野でも最低レベルは死守する」みたいなイメージが湧きますよね。

次行きます。(大事なので大真面目で解説してますよ)
ピーマンはずっと喰わず嫌いで去年まで食べれなかった
→「喰わず嫌い」というマイナスワード入ってますが、「今は喰えるなら短所じゃないだろ!」で指数は「+0.2」位でしょうか?

面接では「挫折からの復活」とまではいかなくても、自分の拙い認識を改め改善した感じに当然なります。

最後行きます。
ピーマン嫌いの克服に3年もかかった
→「3年もかかった」とマイナスワード入ってますが、面接で当然「3年間の試行錯誤・努力・継続」について話すはずなので、これも「+0.1」位でしょうか?

どうしても自己PRを引っくり返しても「短所」を作れない場合の突破口

「3年かかった」「去年まで」等のフレーズで、鋭い方は気づいたかもしれませんが、過去のダメだった事を書く事で「-0.3」以上をクリアーさせる方法が結構幅広いトピックに応用できます。

面接での頻出質問である「挫折」についての質問の答えと重ねる事ができちゃいますよね。
自己PRトピックで頑張ってる事柄があれば、当然大小の挫折・上手くいかなくて悩む事ってありますよね、、、、

やっぱり「挫折」も「悩み」も「短所」も全て「頑張ってる事、熱中している状態」から産まれるモノなんです。

だからいつも自分が好きな事、頑張ってる事を自己PRトピックにして、そのトピックから長所を引き出す作業を一番に考えて取り組んでください。それが終わると全ての質問が全て同じ質問に感じられる様になりますよ。

そうなるともう「面接最強状態」です。 

まとめ 履歴書の「短所」を見れば準備量がわかる

上記で例として挙げた、「~し過ぎる」「~の一面がある」「~する時がある」「~も傾向がある」もパッと見ると「-0.3」に届いてるのか?という感じもしますが、面接でどうこたえるかをイメージすると(※面接でも持って行き方を間違わなければ)全て「-0.3」以上になっている事に気づくはずです。

皆さん一人一人の長所・自己PRが違いますから「短所」の切り取り方もそれぞれになって当然ですが、履歴書上でどう見ても指数が「-0.3」未満になっていると、面接官は一目で「準備不足」を見抜きます。

「履歴書を仕上げる」という観点でも、「短所」のキーワードのまとめ方は結構重要ですので、一度自分の自己PRに繋がる「短所」を考えて見て下さい。

※実際には、僕が履歴書添削とか付き合っていれば、自己PRトピックも把握しているはずなので、「-0.3~+0.5」になる様な言葉の抜き出しはコチラでやっちゃいますけどね(笑)

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