自己紹介&自己PR 今のままで大丈夫? 見つけ方・作り方解説 

ネバギバ式履歴書・ES

自己PRを書く為のゴールデンルール

  1. 今までしてきた事の中で
  2. 一番新しい自分の
  3. クライマックスを書く

※『面接の達人』ダイヤモンド社より

本当にこの言葉が全てを言い当てているのですが、具体的にこの記事で説明していきますね

僕も本当にこの本大好きなんですが、欠点は具体例は少なすぎる。間違ってないんだけど、、、

そこを埋める為にもこの本の続編を書く様なつもりでブログも面接練習も続けています。

なぜ一番新しい直近の事柄を書くべきか?

例えば、スポーツ選手でオリンピックにも出場した事のある人が現役から引退し、第二の人生の為にあるスポーツ関連の会社の面接を受けるとします。 
この選手は
①5年前のオリンピックで『銀メダル』をとりました
② 1年前のオリンピックで『銅メダル』をとりました
もし課題が『10秒であなたの選手としての実績を自慢してください』であれば、①を言うべきです。


しかし面接というのは通常『あなたという人間の価値を私達にわかりやすく説明してください』という課題が課される場です。
ですから、この選手が面接でいうべき内容は
『結果として5年前よりも劣る銅メダルになりましたが、肉体的な衰えを補うために精神面のトレーニングも加え、全てのトレーニング方法を一から見直した結果の銅メダルだったので、全く後悔はありません。この4年間の経験を今後の人生に活かしたい!』
になるべきです。

この記事を読んでいる学生の皆さんは『オリンピック出場』の様な輝かしい実績はないはずです。
『実績ないけど頑張ってまーす』みたいな話をするしかないわけです。
5年前も1年前も実績ゼロの学生が、今と昔どっちの『頑張ってますトピック』を話すべきかを一度考えてみてください。

正直な所、実際は高校時代の方が大学みたいに単位とか就職活動とか気にせずに部活動に没頭できたかもしれない。本当に人生で一番頑張った時期だったのかもしれない。

大学時代よりも、浪人時代の方がどこの大学にも入れない不安もあったりして、メチャクチャに勉強を頑張れたのかもしれない。

だけど大学生を何年もやっていて、クライマックスが高校・浪人時代って、、、

もし、ある日突然目の前に神さまが現れて『お前は実際の所、人生でいつ一番頑張ったんだ?正直に答えないと舌ぬくぞ!』と脅されたなら、正直に『浪人時代が一番頑張れました。大学時代はちょっと遊んじゃいました』と答えてください。そして舌を死守してください(笑)

そして今問題にしているのは、自分を売り込む場である『就職試験』です。
面接官に『正直浪人時代が一番頑張れました!』と言うと
『あっそう、大学時代はちょっと遊んじゃったかなぁ』って面接官にそう理解されます。

頑張ってるアピールは直近のトピックにならないと、面接官に舌を抜かれる

直近(大学時代)の自己PRの内容がどうしても決まらない時どうするか?

バイトに打ち込んだ人なら、

自分なりの工夫を何かしたか? そこで仕事のコツを掴んだのか?

人間関係の何かを掴んだのか?  こんな言葉をかけられて嬉しかった 安心した

バイトを通じて自分が成長(変化)した事はないか?

バイトの前にどんな準備をしたか?

バイト先の上司・先輩の仕事に対する準備等ですごいと思った事

バイト先の上司・先輩の中でもこの人は特にここが凄いと気づいた話

バイト先の上司・先輩の言葉で印象に残ったものはないか?

仕事中の事故・失敗はなかったか? その時できなくて、今出来る事はあるか?

働く側からお客さんの行動を観察してきて、自分が客側の時の行動が変わったか?

こんな事が以外にも喜ばれた 的な事はなかったか?

一般的にはバイトネタは『どこをどう言う風に自分なりに工夫したのか』→『その結果掴んだコツ』を述べるとシックリ来る可能性が高い。

例え掴んだコツが全く同じでも自己PRのキーワードへの持って行き方、PR部分は人それぞれです。

バイト以外でも、朝起きてから寝るまで何か自分がこだわった、熱中した、人と違う自分だけの時間を過ごした等々の事があるかを思いだして書き出してみる。

例えばこんな感じ (黄色いアンダーラインがポイントとなるキーワードだよね)

『興味もなく単位の為に取った授業がだんだん面白くなって、関連本を読みまくって、専攻と関係ないけど詳しくなれた』

『コロナを徹底的にしらべた こう考える様になった 生活をこう変えた

『バイトが忙しかったので、最小の時間で単位を取る方法を追求した

『勉強が忙しかったので、最小の時間で〇〇万円稼ぐ方法を編み出した

『就職活動の為に、履歴書を書き始めたら奥深さにハマって周りの学生の面接の練習に付き合って指導するレベルになった』

『今まで全く興味のなかった親の仕事が気になって、ちょっと手伝ってみたらこんな事に気づいた、それをバイトに活かせた

『病気になった知り合いの為に病気の治療法について調べた それから病気の話を聞くと調べずにおれない 多くの病気の原因が解明できてないケースが多い事に気づいた

『一人暮らしをし始めて自炊をしたら、最初面倒だったが楽しくなってきた 初めはレシピサイトを利用したお手軽料理だったが、調味料を研究していくうちに、海外の料理に興味が沸き、幾つかの国の料理をマスターした今は、無国籍料理を創作するのが楽しい、 オーブン等を使った料理もしたくなってわざわざオーブンのある実家に戻って料理を振舞った』

『ドライブが好きだった 色々な場所で何気なく携帯で写真を撮るうちに写真の魅力に取りつかれ、良い写真を撮る為にドライブするようになった。 今は写真の加工ソフトも勉強している』

大学での勉強に打ち込んだなら、授業からどんなキッカケを得て、自分でこれを深く調べてみた、やってみた。

この話題に関しては誰よりも詳しい 人に伝えたい 伝えられる そんな事柄はないか?

誰かの熱烈なファン ファン過ぎて関連グッズからどれくらい利益がどこに発生しているかを調べてみた。 

行ってみた。吸ってみた、嗅いでみた、触ってみた、聴いてみた、、、、、、

とにかく頭の中だけで考えてみただけじゃないの?と突っ込まれない具体的な行動を伴った体験がそこにはあるはずです。探してみてください。

熱中した時間の長さは必要ありません。 

一年間頑張ったとかじゃなくてもいいです。

一日では短いですが、数か月あれば十分使えます。気持ちの強さ、熱中の度合いが重要です。

家と大学の間を移動して、授業に出てノートを取って、単位を確実に取る事を考えて、誰とも話さず、何も気づかず、ロボットの様に動いただけではないはずです。

探して下さい 必ずみつかりますから!

自分で自分の魅力を見つけられていない人の魅力を、会社の面接官が気づくはずがない

自己PR文が弱い感じがして、テーマ・トピック変更する場合のやり方

普通自己PR文や自己PRポイントを探す時に、まず『キーワード』を決める人が多いです。

でもって、キーワードにあうトピックを書こうとします。

例えば『責任感が強い』という抽象的なワードにあう事例を作文するので、なんか思い出しながら字数を埋めたようなパンチの弱い文章になります。具体例も出せません。

『よく周りから真面目でコツコツ頑張るタイプだと言われるからソレで行こう!』から始めると本当にツマラナイ文章になります。 

『友達がそう言ってくれた』等の見え見えの嘘を書く破目になります。(笑)

順番を逆にしてください! トピックからキーワード

テーマ変更するときは、自分が好きな事熱中できる事、これだけは人に負けない事、ずっと喋ってられること、気持ちいい瞬間、そういう事柄や瞬間をどんどん思い出して書き出してください。
※(一つ上の段落を参照)

その中で最近もそれをやっている、続けている事をピックアップして自己PRのトピックにします。

トピック文を書きながら、自分の良い特性とは何かをトピックの中から抽出します。

最悪、何も浮かばなくても、『好きな物を自分で見つけ、熱中し、継続できる』という長所が既にそこにあります。トピックは好きな事柄なので、自然と具体的になります。

『責任感が強い』とか『協調性がある』とか言って、抽象的な文章をこねくりまわしている人は面接でも同じ流れになります。→終了です。面接官の記憶にすら残りません。

それよりは『好きな物を自分で見つけ、熱中し、継続できる』といって、自分の好きな事について語る人の方が魅力的に映ります。

自分のPR文は絶対大丈夫という人も、トピックから遡ってキーワードを抽出する手順を踏む事で、具体的でパッとするキーワードが見つかるかもしれません。一度お試しください。

トピックがあって、そこからの結果として『真面目でコツコツ』であれば使える内容になります。

ヒット曲はほとんどの場合、歌詞が先に作られます。タイトルは後です。

小説はほとんどの場合、文章が先に作られます。タイトルは後です。 
※劇団ひとりも小説はそう書きますとテレビで言っていた(笑)

日本語のプロ達ですら、文章・内容が先なんです。

僕の面接練習の場ではイイ感じのトピックをひたすら探します。
トピックが見つかると同時に良いタイトルが見つかる事もあれば、しばらくタイトルの無いトピックのまま放置して次の項目に行く事もあります。

とにかく内容があって面白いトピックであれば、時間が経てば良いタイトルは絶対見つかります。
最悪ピタッと来るタイトルじゃなくても、全然戦えます。

あなたはタダの肉の塊であって、全然面白い物体でもない。
あなた自身を説明しようとすると面白くなくなる。
例:『責任感がある』『チャレンジ精神がある』
だからあなたがどんな対象に対して興味を持っているのか?何をしたのか?動作・行為を説明しよう
例:『思い立ったら、その日に行動できる』『スキマ時間を上手く使える』『PLAN DO CHECKのサイクルを使って全ての事柄を効率化し、サーフィンする時間を確保している』

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