「ダラダラ文」で濃いトコ絞り出せ! ガクチカトピック改善策 面接対策

ネバギバ式履歴書・ES

初めにチョット説明 ※オマケ先もまた良し

学生時代に力を入れた事柄を書こうと思っても、中々作文の手が進まない人って非常に多いです。

自己PR文をソコから練り上げていく訳ですが、自己PR文の事は一度完全に忘れて、
「わたしはこのバイト、このサークル、この部活、色々あるけどこんな所が好き」という感じの文章を書いてみてください。

テーマは自分が一番打ち込んだなぁと思える事柄を選んでください。

最終的には『幸福感』がにじみ出る文章が理想ですが、まずはマイナスイメージのトピックも構わず全部書き出してください。そこは面接の別の部分で使える可能性があるので、、、

自己PRトピックの元となる文ですが、アピールする文もできるだけ入れずに書いてください。 
具体例その時の感情だけで構成される、まるで小学生の日記の様な文章を作って欲しいと思います。
私は今日遊園地に行った』→『楽しかった
では、本当に小学生の日記そのままですから、

例えば『私は〇〇コースターという最新型のジェットコースターに乗る為に、今日遊園地に行った。 この〇〇コースターは〇〇〇という点が世界初でその為落下中約2秒間完全にフリーフォールの状態になる。その直後一気に3Gがかかり普通の人間は手を挙げられない程度の下向きの加速度がかかる。実際乗ってみるとフリーフォールの時間帯よりも一気に3G状態へ変化する瞬間が今まで経験したジェットコースターにない感覚で手が挙がらないどころか全く身動きが取れなかった。 このレベルのコースターが都心から30分圏内の遊園地で気軽に楽しめるのはジェットコースターファンにとっては有難いと感じる』
の様に書く。
別に面白くなくてもOK、できるだけ細かく描写するだけです。
あとは学生時代の出来事を時系列でひたすらダラダラ書く。
早速、第一工程から順に進めてください。

第一工程 まず時系列で大まかに並べる

まず初めてこの通称『ダラダラ文』を書く時は、とにかく時系列で『具体例』を沢山並べる事に集中してください。

『具体例』『具体例』『ちょっと自分の気持ち』『具体例』『具体例』『具体例』『その時の自分の気持ち』『具体例』『具体例』、、、、、、、、、、、、、、、、、

の様にです。

第二工程 もう少し肉付けをする。

第一工程が終わったら、2周目として『具体例』をもっと増やす為に

それぞれの『具体例』をするに至った理由を出来るだけ追加する

関連する固有名詞があれば入れる。 例『カフェ』→『スターバックス』

仕事なら業務内容、スポーツなら自分のポジションや他のスポーツとの違い、どの部分が簡単でどの部分が難しいか、嫌いか、失敗しやすいか等を入れる。

関連する人を登場させる。
バイトなら(店長、バイト仲間、業者、客)部活・サークルなら(顧問、仲間、先輩後輩)
その登場人物の記憶に残る発言があれば追加する。「」を使ってセリフとして書く
この人のこの部分が好き、嫌い・合わない、凄い等を説明する。 
例:粘着質で嫌い→「〇〇の時に〇〇する所が嫌い」
この人は自分とはこう違ってそこがいい、そこが悪いを説明する。
例:「〇〇の時に自分だったらこうするけど、あの人は〇〇する」

第三工程 変化・推移・改善などを追加する

3周目として 更に「ダラダラ文」に変化した部分を書き込んでください

業務内容やポジションが変わった事があるなら、なぜ変わったかの経緯を書く
難しい部分をどう乗り越えたか、ただ単に慣れた以外にコツの様なモノはなかったか?
手順を自分なりに工夫した事はなかったか?
嫌いな作業があったなら、その嫌い度合はどう変わったか、嫌い度合が減ったならそれは単に慣れた以外に気持ちの持ち方に変化があったか?
失敗の回数が減ったなら、どうやって減ったのか?
誰かの行動や発言で何か気づいて自分の行動・考えが変わった事はないか?
嫌い・合わない人との関係性が変わった事はあったか?
バイト(部活)での経験でバイト(部活)以外の生活に変化はあったか
時間の使い方、お金の使い方等、、
意識せずにしたことが喜ばれた事はなかったか?
時給上がったか?
売上上がった?
チームの成績は上がったか?下がったか?

第四工程 前工程までで書いたトピックにその時の気持ちを入れていく

「ダラダラ文」のそれぞれの具体例に気持ちを挿入していきます。

嬉しかった事、言葉
怒れた事、言葉
悲しかった事、言葉
恥ずかしかった事、
興奮した体験
落ち込む体験
短期的なストレス
長期的なストレス
大小の達成感
泣いた経験
大声を出した事
自分がラッキーだと思う事
自分がアンラッキーだと思う事

で思い出して追加していってください。
※全てのトピックに気持ちが乗っけられる訳じゃない、できるだけでOK。3個に一個位かなぁ

第五工程 各トピックに関して、客観的・俯瞰的な見方を追加する。

少し客観的に物事(部活・バイト)をこの際考えて見る。

他のスポーツや他の仕事に応用できる(またはその逆)部分はあるか?
結局アレとコレって似てると思う事(例:スポーツとバイト、スポーツと勉強、バイトと恋愛、、、)
このスポーツ(仕事)は世の中に必要か?無くてもいい? それはなぜか?
今後このスポーツ(仕事)とどう続けていくか? 5年後、10年後関係性はどう変わっていくと想像するか。
スポーツ(バイト)を通じて自分が成長した部分があるか?(無理に作らない)
成長した部分があるとしたら、それは初めから得ようとして得られたモノか?または偶然得られたものか? 偶然得られたとしたら、そのキッカケは『時間』か『事件』か『人』か?
今の大学生活に満足しているか? 満足で許されるなら10年続けたいか? 不満ならどこが不満か、どこが不満か? それは社会人になれば自然と消える不満か?
親に対する見方が変わったか? 大きく見える様になった、小さく見える様になった、感謝の気持ちが増した(無理に感謝しなくて良い、、、)
自分が親なら子供に何を伝えたい?
家族や友達が思っている自分の性格と自分自身が学生生活の中で感じた自分の性格は全く同じか? どこが違う? なぜ違うのか?

※全てのトピックにできる訳じゃない、できるだけでOK。10個に一個位かなぁ

第六工程 面接官が知らないと思われる細かい情報・現場の雰囲気を書く

ここまでの工程で徐々にボリュームが増したと思います。
しかし、例えばカフェのバイトがテーマであれば、記述の全てが面接官の想像の範囲だったり、どこかで聞いたことのある話と思える程度だったりします。

本番で面接官に「ほー」とか「なるほど、そんな感じなんですねー」と思わせられれば、当然記憶に残ります。

ダラダラ文で具体的な記述を書きまくって、面接練習&本番で具体的な話をして、面接官を退屈させない。
そして時折「ほー」と言わせれば、合格にかなり近づきます。

結局「ダラダラ文」って何だ?

今のあなたを説明するには、今どんな行動をして、何を考えているかを説明するしかありません。
「肩書」ではありません。※自己PRのメイントピックが安易に「主将」とかなってる人多すぎ(笑)

個性とは他人との行動考えの違いであり、

成長とは行動考えの変化です。

個性の中で良い部分が長所ですから、
ダラダラ文の中に自分の長所を説明する為のトピックが必ず隠れています。

ダラダラ文が出来上がったら、「一番濃いトコ」を見つけ出す

まず
具体的な行動の部分を緑マーカーする。
気持ちの部分をピンクマーカーする

短い期間で沢山文字数を使っている所
緑マーカーとピンクマーカーを入り乱れている
失敗を克服したり、気付きやコツで行動・考えが変化している所
その辺りがあなたの自己PRトピックとして抜き出すべき部分です。

※一番濃い部分をどう抜き出していくかは僕も手伝いますので、暗い部分、つまらない部分、削らずにそのまま見せてください。

自己PRトピックを練り上げれば、面接対策9割終わり。なぜか?

面接で自己PR・長所・短所以外に良く聞かれる質問として
『失敗・挫折はありましたか? それをどう乗り越えましたか?』があります。
このダラダラ文を書く事で自然と答えられる様になります。
※自己PRトピックとして抜き出した部分に入っている可能性が高いですが、別に外れてても問題ありません。
少なくともテーマは被ってます。面接ではスキあらば自己PRトピックに繋げまられる可能性が高いです。

『決断はありましたか?』と聞かれたら、行動・考えが変化している部分に『決断』『決定』『気づき』が隠れています。それを答えられる様になります。
これも同様に質問に答えながら、自己PRトピックに引きずり込めます(笑)

ダラダラ文を細かく書く事がもう面接で失敗しない為の対策になってます。

最後に

焦らず丁寧にダラダラ文に取り組んでみてください。早い人は数時間で終わると思いますよ。
必ず、一工程ずつ順番に進んでください。同時にやらないでください。
最終工程まで終わったら、全ての工程で抜けがないかを見渡してみてください
以上でダラダラ文の完成です。 次の段階に進みましょう(^▽^)/

※万が一、「沢山書けない」「字数が1000文字しか行かない」そんな場合はテーマを変えて再びダラダラ書いてください。一番字数が稼げたテーマが一番適当なテーマなはずです。

オマケ ダラダラ文作成中の人に朗報!!

2020年JALインターンシップ2コースのESを頑張って作ってる最中のバナ豚ちゃんが、まだ締め切り前にも関わらずネバギバとのやり取りから「ダラダラ文」から「決断文」まで全部公開OK出してくれました。彼の始めの「抽象ワードだらけの吐き気のする自己PR文」からの変身ぶりを楽しんで読んでください。

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