中国の管制用語 数字だけでも聞き取れる様になっチャイナ

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中国の管制用語 数字だけでも聞き取れる様になっチャイナ

フランスの空では結構管制用語としてフランス語使ってます。

中国の空でも同じく、結構というか、かなり中国語で管制してます。

アメリカ行くと100%アメリカ語使ってます。当たり前か!

※フランスも中国も【じもぴー】じゃないと英語で話しかけてくれますから、フランス語とか中国語は一切必要ありません!!!

日本や台湾では真面目にほとんど英語でやってますが、どこまで国際標準である英語に寄せようかとする度合いはお国柄で大きく違います。

今回は前回記事 中国大陸の飛び方 【高度の単位】【待たされ度合い】が違う! に引き続き中国のモヤっとポイントである管制に切り込んでみたいと思います。

まず中国語講座【0~9】の数え方・発音は?

【0】『リン』

【1】『イー』

【2】『アー』

【3】『サン』

【4】『スー』

【5】『ウー』

【6】『リョウ』

【7】『チ―』

【8】『バー』

【9】『ジョウ』

さぁ一回見ただけで全て記憶したと思うので次に行きます(笑)

管制時だけは一般使用時と違う発音をする数字は?

【0】

形が【穴】の開いた様な形であることから【洞】という字を当てます。
発音は『ドン』です。

【1】

通常は『イー』ですが『ヤオ(YAO)』と発音します。

この用法は普段でも使う時があります。

例えば『小籠包一個くれ!』は『給(ゲイ)我(ウォー)一(イー)個(ガ)小籠包』ですが、

電話番号などの数字の羅列の中にある【1】は『ヤオ』と呼んで【7】『チ―』との聞き間違いを防ぐ使い方となります。

【2】

普段から【2】は『アー』『リャン』の二種類の発音を使いワケていますが、管制では後者の『リャン』のみを使う事になっています。

これも聞き取り易さだと思います。

【7】

先ほど【1】と【7】が聞き取りづらいので、【1】の発音を変えていると書きましたが、管制では更に【7】の発音も変えています。

日本語で【針】を意味する【鉤】という字を当てて『ゴウ』と発音します。

なんで【7】に針を当てるか分かりますか? このフック型をひっくり返すと何となく【7】の形だからだそうです。

結論

普段、カタコトではありますが中国語で生活しているネバギバですから、ギリギリ【1】『ヤオ』と【2】『リャン』は上空でも聞き取る事ができます。

しかし、普段全く使わない【0】と特に【7】が全く違うコトに加えて、中国語の管制はメチャクチャに早口です。

というコトで、『コンタクト130.75』などと【0】や【7】が入った早口管制用語は全く聞き取れません。

そして運よく0と7が入っていなくても、やっぱり聞き取れません。

だから、悪いことは言わない、諦めチャイナ!(笑) 

以上、中国語検定3級ネバギバ渾身の(ギリギリの)中国語関連記事でした~

オマケ:それでも諦めない貴方はコチラ

チャートとアプリでよくわかる『航空管制(ATC)』イラスト図解  
にも出て来るアプリ『LiveATC.NET』で中国の空港の4レターを入れて実際の管制を聴いチャイナ!

更にオマケ:軍事用語では【9】も発音が違うらしい

拐(グァイ)・拐杖は日本語でいう杖の様な意味合いがあります。

取っ手の部分まで含めた形が【9】に似ていることから台湾軍では『ジョウ』 ではなく『グァイ』と発音します。

ですから台湾軍のライフル『T91 』はどう発音しますか?

そうです!よくできました『ティーグァイヤオ』です。

コレを間違うとライフルで連射されて、体中だらなになるので『ドン、ドン、ドン、ドン』ですね!

では最後に『グワシ!』 知らんやろなぁ~

中国大陸の飛び方 【高度の単位】【待たされ度合い】が違う! 

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