「具体的に説明して!」って何言えばいいの? 就職活動面接対策

面接テクニック①初級

はじめに(よくある病状説明)

履歴書添削でも、面接練習でも「抽象ワード病患者」の学生さんには徹底的に「具体的には?」の問いを連発して、気づいてもらって修正します。

例えば
コミュニケーションが大切だと考え、積極的に声を掛け合う事で一体感が生まれました」
こんな感じの文章を書いたり、面接で答える人は本当に多いです。

キラキラし過ぎというか、差し障りのないというか、中国の街中の赤い垂れ幕に政府が書いて掲げられたスローガンの様な抽象的な文字の塊ですよね。※わかりにくい比喩すいません(笑)

面接であれば、面接官は当然の様に「具体的にはどんなコミュニケーションのことを指しますか?」「具体的にはどんな風に積極的に声を掛け合いましたか?」「一体感が生まれるとどう変わりますか?」と聞いてきます。

これを聞かないと相手が何を考えている人かが、さっぱりわからない不親切な文章・フレーズだからです。

面接では、できるだけ相手にわかりやすい具体的なフレーズ
「具体的には?」と聞かれる前から入れ込んで、答えましょう。

面接練習での「抽象ワード病」治療風景

面接練習での実際のやり取りはこんな感じになります。

ネバギバ「具体的にどんなコミュニケーションをしたの?」

学生「自分から進んで挨拶する様にしました」

ネバギバ「なんかスローガンみたいに偉そうに書いてたけど、挨拶しただけ? うーん、これじゃー面接でも盛り上がらないなぁ なんかもうちょっと具体的な描写なーい?」

学生「あっ 視線を合わせる努力をしながら挨拶しました ちょっと具体的になりましたよね?」

ネバギバ「、、、、、、、 普通の人って挨拶する時、努力しなくても目線合わせるよね? なんかもうちょっと具体的な描写なーい?」

学生「あっ 挨拶だけじゃなくて、一言二言会話してました」

ネバギバ「それなら使える。変じゃない。でも挨拶だけなら同じマンションに住んでる名前知らない人にもするもんなぁ なんかもうちょっと具体的な描写なーい?」

学生「これ以上具体的ってもう意味がわかりません 無理です」

ネバギバ「じゃー聞くけど、具体的に何て言ったの?」

学生『あーそういう事ですね、、例えば 「おはよう 昨日バイト?」みたいな感じです。』

ネバギバ『そーゆーことです。 よーやく正解です!
コミュニケーションは具体的に突き詰めると「セリフ」とか、手紙に「○○○」と書いたとか「表情」とか「手振り・素振り」とかに行き着きます。
面接では特に難しい抽象ワードを使って話すのではなく、できるだけ具体的な描写を敬語でなくていいので、若干だけ丁寧な言葉遣いで話してください。』

学生「はーなんとなくわかりました。そんな簡単な事でいいんですね やってみます」

ネバギバ『じゃー次は「積極的に声を掛け合う」の積極的って具体的にはどんなこと?』

学生『積極的な状態ってセリフにできないです。 でもさっき自分が言った様に少しでも具体的に描写すると「自分から」の方がいいですかね?』

ネバギバ「そーゆーこと、1ミリでも具体的側に寄せる!可能ならセリフレベルまで振り切ること! じゃー最後に一体感って具体的にどんな状態のことを表現したの?」

学生「正直いうと、適当に流れの中でイイ感じの言葉を使っただけで、一体感を具体的に感じた事はありません」

ネバギバ『そうだよなー、 一体感を感じることって有るといえば有るけど、無いといえば無い経験だよなぁ 一体感があることを描写するセリフって相当臭いセリフになるしなぁ、、、 「直接言葉を交わさなくても、視線や手振りで気持ちが伝わる様になってきた」とか「あいつが今どこで何やってるかは、LINEしなくてもだいたい察しがつくようになってきた」とか、具体的な状態を描写すれば「一体感」って言葉でまとめなくても伝わるんだよねー』

学生『ところで「具体的に話しをする目的」ってなんですか?』

ネバギバ『そう、そう、それ大事 セリフで話すと相手の頭の中にイメージがくっきり沸くから、話しがわかりやすいと相手が感じる、そして、そのことで「この学生は話しがわかりやすく、コミュニケーション能力がある」という抽象的な概念が面接官の頭に浮かぶ、そして面接官はペンを取って「コミュ力◎」とメモをする、でもって合格通知が来る。目的は合格だよね(笑)』

「コミュニケーション能力」も「積極的」も「一体感」も全て自分で発する為の言葉じゃなくて、その事を具体的なトピックで描写して面接官の頭に浮かび上がらせる為の言葉です。

こういった会話を重ねながら、より分かりやすい受け答えをできる様になってもらうのが、ネバギバ式面接の治療法?の一つです。
今まで何百回と面接練習に付き合ってきましたが、
2割が抽象ワード病の重症患者5割軽度です。
就活など皆さん人生で初めてな筈なのに、どこで洗脳されてきたのか、、、、、
毎回、カルト宗教に洗脳された我が子を奪還する親の気持ちで闘っています(笑)

学生さんは会話の中で「そんな簡単な事でいいんですね」って言ってましたが、面接の場でイキナリ、何か月も何年も前の昔の「セリフ」って出てきます?
事前にゆっくりと振り返って準備してないと絶対に出てきません。
どうやって準備?どうやって振り返る?という人は下の記事の特に「第二工程」を読んで下さい。

学生が今からやることは何?

友達の履歴書やESの作文を読むときっと抽象ワードだらけです。
面接練習を友達同士でやると、きっと抽象ワードだらけの意味不明キラキラスローガンの受け答えです。
自分達でもツッコミ合って、ある程度改善できます
上の面接練習風景に合ったように面接官役が「具体的には?」を連発して、一番具体的な描写に辿り着いたら、その具体的でわかりやすい描写をもっと早めに、「具体的には何ですか?」を面接官から言われる前に入れ込む様にしていってください。

学生同士で練習しながら何もかも一気に改善するのは難しいですが、同時にNGワードに関する記事
読んで、初心者が陥りやすい状態から早く抜け出してください。
また履歴書、ES書いたり、面接練習してると「理想形って何だ?」みたいな気持ちになることもあると思います。
そういう時は下の記事を読んで、「何が重要か?」「何の為の作業か?」を確認しながら進んで下さい。


できるだけレベルアップしてからネバギバの門を叩いてもらえると嬉しいです。

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