航大卒業時の就活全滅し、数年間の社会人経験後、コロナ終焉を機にエアライン就活を再開する人達への手紙⑮

私大操縦学専攻

航大卒業時の就活全滅し、数年間の社会人経験後、コロナ終焉を機にエアライン就活を再開する人達への手紙⑮

僕はブログを通して、常々自社養成や航空大学校受験に没頭し過ぎて、留年してしまったり、休学する判断をしたり、就職活動をせずに一時的にプー太郎になってしまたりする人達に対して

『できるだけ力強く闘う為にも、宙ぶらりんな状態を避けて腰を据えて目標を目指せる態勢を作って欲しい!』と訴えてきました。

今回記事に登場して貰うウラノ君(仮名)ですが、航大卒業前後の就活でことごとく(その時に採用のあった10社弱)敗退し、気持ちが焦ったり落ち込んだりする状態で一旦ライセンサー就活を止め、大卒資格があったので一般就活して社会人になり、足場を固めた人です。

まずは彼からのメールを読んでください

このメールを見てどう思う?

①大人な感じ
②論理的な感じ
③真摯な感じ

ビシバシ感じました。僕はこんな大人な文章を書けません(笑)

彼がどんな状況でこの文章を書いていたか?

僕のブログはずっと知らなかった様です。
このメールを送る数日前に
『航大既卒として航空会社へのライセンサー就活をソロソロ再開しようか!な?』と考え始めて、
『航大 既卒 就活』とググったら、僕のブログが出てきて、それで連絡してみようと思った様です。

だから、既卒ライセンサ枠のネバギバ生募集記事なども読んでいないので、その中での募集フォーマットなども全く無視した感じの上記メールになっています。

※『航大 既卒 就活』とググって出て来る記事⇒航大卒業後、就職を期待しながら一年以上【ニート】してる人達への手紙⑤

実際に直接話してみると?

メールの中では、操縦技量と面接が結果が出なかった二大原因と彼は書いている。

しかし面接が苦手だったかも知れない人の痕跡がほとんどと言って良いほどに無い。

僕の考えとしては、操縦技量だけで就活全滅は無い!と思うので、面接に何かしらの難ありの人物を勝ってに想像していたので驚きました。
『ということは、操縦技量が死ぬほど低いのか?』とも一瞬思ったけど、そうであれば彼もそう書くハズ、、なので、当時はやっぱりある程度【面接】に問題があったんだろうと考えるしかない。

話が進む中で『卒業前後の就活時は自分の操縦技量が若干低めなコトが少しコンプレックスで、更に就職率もそれほど良い状態では無かったので『きっと俺なんか採用して貰えないんだろうなぁ~』みたいな投げやりというか弱気な気持ちの状態で面接などに臨んでいたとも話してくれました。

きっと、その辺なんだろうなぁ~と、まずは納得する事にしました。

普通は初回面談は【一対一】でやるけど、、

丁度、ウラノ君との初回面談の前日に面接練習をしていたアレグラー君がお年寄り系だったので、お互いに状況を知るコトで得るモノがあるのでは??と思い、ZOOMに誘っておきました。

また、私大現役生のむらさき君も前々日に面接練習していて、ブランクのあるウラノ君に大まかに就活やネバ生に関する説明をして貰えると心強いかなぁ??と思い、彼もZOOMに誘っておきました。

偶然二人とも時間があり、ほんの数分ですが初回面談に参加してくれました。
自分自身の面接対策や日々の訓練で時間の無い二人なので、きっとこの記事は読む事は無いと思うけど、この場をお借りして感謝申し上げたい(笑)

ライセンサーは一回エアラインにエントリーして不合格を喰らうと二度目以降は漏れなく書類落ち!

こんな感じの厳しい状態が続いています。

彼がエアライン就活を止めていた時期は、エアラインも採用率を低めたり止めていたりしていた時期ですから下手にエントリーしていないくて良かったと思います。

まだ数社ですが、【無傷】な状態の会社があります。

基本的には、彼はこの数社を狙います。狙うしかありません。

何百人と職の無いライセンサーが溢れる現状で、彼がパイロットとして内定を得られる可能性はほんの数%しか無いと思います。

しかし、仕事・生活が超安定しているメリットは面接での堂々とした態度にきっと現れます。
それは彼の就活に少しは有利に働いてくれるハズです。

ウラノ君は今後のエアライン就活に対して何をすべきか?

操縦技量は落ちているハズです。 

手当は絶対に必要ですが、数年のブランクであればスグにある程度の所まで取り戻せます。
そんなモンです。

航空知識も同様です。

そしてココからが一番大きいのですが、【面接】の為にするコトは話す内容を整えるだけです。
大学生の人には【話し方】を大人っぽくしようとせず、話す内容に絶対的に集中して貰って面接対策をします。
しかしウラノ君の場合は、社会人として数年間の経験があり、大学生っぽさ、航大生っぽさは微塵もありません。

今から彼と面接対策をしていきますが、きっと内容を詰めた後に、逆に言葉遣いを社会人っぽくなり過ぎない様にわかり易い単語に置き換える作業をするだけでイッチョアガリになると思っています。

だから??????誰に何を言いたいのか?

航大・私大を卒業しても内定が取れずにいる人、自費P訓練を終えても内定が取れずにいる人が沢山います。

強く闘う為に、まずは身を固めて欲しい!! ※結婚しろ!の意味では無い(笑)

社会人経験はデカい!
ひと目で違いがわかる!就活で一番大事な面接でコレほど有利なことは無い!

最後に祈り

【一回エントリーしたら二回目は無いルール】が無くなるほど、就活環境が改善しますように!

彼の就活がハッピーエンドで終わりますように!

もし彼に残された未受験の会社も全て不合格で、上記ルールも無くならないまま時が過ぎたとしても、彼が完全に納得して一ミリの未練なく航空業界を諦められるほど、良いアシストができますように!

【手紙シリーズ】のご案内

【手紙シリーズ】も今回で15作?目となりました。

ブログ内検索で【手紙】を入力してぽちっとしてください。

ブログ読者の皆さんの【将来の悩み】とか【過去の課題】が出て来るかも知れません。

色々なデカい悩みを前にオロオロしてるだけのオッサン状態ですが、まずは『こんな感じの悩みがあるんだよ~』を読者の皆さんに知ってもらうことに大半の意味があると思うのでやってます。
ついでに色々な意見の一つとして僕のコメントも書いてます。
『アホやなコイツ』『うっすいオッサンやなぁ~』など好き勝手につぶやきながら利用してみてください。

『意志ある所に道は開ける!かもしれないけど、その前段階を課題・悩みと呼ぶ!』

じゃまた~

彼との面接対策が始まりました。※パスワードロックかかってます。

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