なぜこの質問があるのか?
面接の最後にこの質問がされる事があります。
一般的に面接の始めには「アイスブレーク」として、どうでも良いような会話が学生をリラックスさせる為にされます。
しかし、最後にリラックスさせる必要はありませんから、「アイスブレーク」ではありません。
では、なぜこの質問がなされるのでしょうか?
①どれだけ面接中の自分のコメントを客観的に評価できているかを見る。
②その評価コメントを聞くことで、学生の準備度合の答え合わせができる。
この二点だと思います。
※間違っても学生が「70点だと思います」と言ったからといって、面接官も今までの手元のメモを全部消して評価を「70点」に書き換える事はありません。
どんな答えが満点か?
この質問に対する満点があるとすれば、それは「面接官の評価に近い評価ができること」です。
※もし100点満点の面接ができてしまっても、90点くらいで言ってね(笑)
模範解答例をひたすら書いてみた キャラに合わせてパクって直して使ってね!
「70点です」「90点です」などと適当な点数を言った後に、、、
「所々で回答が長くなってしまいました。」
「所々で話すスピードが速くなり、聞きづらい感じになったと思います。」
「短所の説明でトピックが一つ抜けてしまいました」
「自己PRでのキーワードを一つ言い忘れてしまい、結果として理解しずらい部分ができてしまったと思います。」
「面接では実際の所、答えを準備してある問題と準備していなかった問題ができると思うのですが、準備した問題に関しては若干棒読み感が出てしまったかもしれません」
「自己紹介の後はリラックスして話す想定だったのですが、少し表情も硬く、話し方もぎこちなさがあったと思います。」
「5日ほど前他業種の面接があったのですが、今日は私にとって第一志望の会社と言う事で、その時と比べモノにならない位緊張しました。改めて自分の肝っ玉の小ささを痛感しました(笑)」
「限られた時間、限られた質問数の中でどうしたら自分の良さを伝えるトピックに繋げる事ができるかを考えて準備してきたのですが、実際には話したい内容の半分も話せずに面接が終わってしまった感じです。」
「今日聞いて頂いた質問は自分の中では全て想定内でした。事前に準備していた答えをお伝えできました。
全部想定内で全部伝えて、この程度かと思われるかもしれませんが、内容そのものについては何度も作文しなおして準備してきたモノを言葉にできたと思います。
しかし、それを面接官の方との会話の中で自然に表現する面ではやはり硬さもありましたし、話すスピード声のトーン表情など伝え方に関しては準備段階と同様あまり良い点を自分にあげられません。」
まとめ ※いつもより重要度が高いです
面接毎にメチャクチャ上手く行ったり、全然ダメだったりの様な浮き沈みは普通あまり無いハズです。
ということは、「今日の面接は何点だったと思いますか?」に対する答えはほぼ準備して、そのまま話せばいい状態になっているはずなのです。
面接毎に、「点数」や「コメント」を変える必要はなく、毎回一定で良い、同じで良いのです。
上記回答例の様に準備を頑張ってきたことや、この会社にかける意気込みをさり気なくアピールしたり、客観的に自分を見つめられていることを「事前に準備した定型文」でしっかり伝えて帰ってきてください。
注意点
面接で聞かれる他の質問と違って気を付ける事がある。
他の質問は多少【棒読み】で【暗記してきてる感じ】があっても問題ない。
逆に準備をしてきた証拠であり、感じが良く、プラス評価だと思う。
しかし、この質問に関しては【定型文】を予め作って良いけど、【棒読み】にはならない様に練習して欲しい。
もし【棒読み】になってしまうのなら、【定型文】という言葉は忘れて欲しい。
準備した様な、してない様な、、、位の状態に戻して放置したまま本番を向かえて欲しい。
他の質問と同じかそれ以上の【ライブ感】【リアル感】を確保してください。
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