登場人物って何人? 少ないことはすぐわかる!
自分の履歴書に登場する人物は何人いるかを考えたことはありますか?
今すぐ考えてみましょう。
①自分 1人
②自己RPトピック(部活やバイト)に出てくる2~3人(部長、コーチ、店長、仲間、客)
③ガクチカ以外の趣味関係 1人
④周りからどんな人と言われる?の質問で出てくる人 1人
⑤チームやリーダシップのテーマで出てくる人 1~2人
⑥苦手な人はどんなタイプ?の質問で出てくる人 1人
⑦周りの人から悪く言われるとしたらどんなこと?で出てくる人 1人
⑧尊敬する人 1人
⑨好きな言葉を考えた人 1人
⑩最近読んだ本の著者 1人
⑪志望理由で出てくる受験会社のOB 1人
⑫禅問答問題「プロフェッショナルとは?」で答える為に例として使う人 1人
⑬時事問題でニュースの中で登場する人 1人
⑭家族(面接のどこかで飛び火する可能性が高い) 3人前後
これらの登場人物は重なっていることが多いですよね?
意識的にできるだけ重なる様に設定してきたはず
となると、実際には合計しても10人前後になるはず!
面接中級なら特に短所の出し方は心得てるはず!
そして、この登場人物については深掘り問題などの中で話す可能性が結構高い。
自分の長所・短所は面接の為に準備している人がほとんどだが、これらたった10人前後の登場人物については準備していない人がほとんどだ。
短所・長所の描き方はもう「中級」であれば知っている。
それをあと10人分やるだけだ。
それだけで、面接中のチョットした所で、自分の周りの人間を客観的に分析・評価できている自分をさりげなく示せる。
もしかしたら、全く触れられずに面接が終わるかもしれないが、「飛び火する可能性」は他の事柄に比べて格段に高いのだ。
是非面接レベルが中級に達して、だいたいの質問に準備したトピックで切り返せるようになったら、この準備を進めよう。
具体的にどこまで準備する?
短所はマイナス0.5位の可愛くちょっとしたポイントを探す (※自分の短所と同じく)
長所はプラス2でも3でもなんでも良い。
その人から自分がどういう影響を受けているのか?
尊敬する面があるのか?
影響を受けて、受け継いだ特性はどこか?
他山の石としたい面は何か?
それぞれの登場人物についてできるだけ、そう考えるに至ったトピックを添えて準備してもらいたい。
面接の中で自分が提示するトピック、登場人物以外に話題が及ぶことはあり得るのか?
面接官は探偵でも刑事でもない。
突然「あなたは面接では言ってませんでしたが、実は小学校時代にボーイスカウトしてましたよね? それについて話してください」
とは言われないはずです。
会話のネタは全て自分が提供している事を意識し直して欲しい
自分の準備したトピック以外にできるだけ「飛び火」させない「防御」の意識だ。
普段の会話でも意識せずに使っている「色々な」「様々な」等のフレーズは、「色々って具体的になんですか?」で準備していないトピックへの「傷口」となる可能性がある。
「色々な」と言わず、色々の中での自分が準備してある具体的な「一例」のみを言おう!
「準備の壁」への防御を高める その次は?
面接官は準備がある程度できている学生だとわかると、その「準備」を充分に認めて評価した上で、次は「準備の壁」の突破を試みる。
①頻出問題の「語彙」を微妙に変えてみる。
②具体的には?を連発して、準備したトピックが完全に具体例まで振り切っているかを見る。
③答えの中に「色々」「様々」があれば、「全部具体的に説明してください」と言う。
④短所等の「マイナス面ほじくり問題」を連発して、深掘りする矛盾を探す。
⑤「仕事とは?」「安全とは?」「美しさとは?」等の禅問答問題をぶつけて、抽象ワードだけの回答をさせて、「じゃー具体的には?」と深掘りして崩す。
※ネバギバ生ならわかるよね?!ネバギバが楽しそうにこれらの事をZOOM練習でやってることを!
殆どの質問に対して、語彙の連想からズレを修正して答えたり、違う質問で準備したトピックを引っ張ってきて使ったり、「コツ」や「意識」で一気に伸びる面接中級期の中で、今回の記事の様にある程度の作業量を伴う項目は少ない。
さっさと必要な作業量をこなして、「準備の壁」を超えて来る面接官に立ち向かうべく「上級レベル」へと駒を進めよう!!!
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