大学内のキャリアセンター
まず学生に就活に当たっての履歴書や面接のやり方を教えてくれる所の代表はキャリアセンター
せっかく「一対一」で指導してくれるなら、もうちょっとオーダーメイド的なアドバイスをしてくれても良いハズなのに、プロでもあるのに、超画一的な指導をされることが多い。
みんなと頑張る「汗」が表現されていて、みんなと励まし合いながら「コミュニケーション能力」をアピールする戦略のみ。
結果的に「キャラ相反」が起きる学生はホッタラカシ(笑)
就活スーツは別に画一的・既製品的でも良いが、履歴書や面接は流石にマズイと思う。
※「コミュニケーション能力」を自己PRの軸にするのは、他の学生とトピックが競合して面接官の記憶に残りにくいこともあるが、それ以上にオススメできない理由は近くブログに書く予定。
就活系YOUTUBER
概ね面接官を沢山やって来た人からのアドバイスがほとんど。
教師ではなく、試験官的立場で見ている内容が多い。
なんでこうしないの?こうすれば上手く伝わるのに?
指摘している事は全部正しいし、動画をきっちり作って説得力を持たせてある。
しかしなぜ多くの学生がそのミスを犯してしまうのか?
その理由までの洞察がない事が多い。
結果として、そこから来るアドバイスが表面的で根本的な解決にならないモノだったりする。
60点を61点、80点を81点にできるかもしれないけど、60点がなぜ60点でどうやったら80点になるかといった視点は少ないと思います。
センター試験などの回答発表時に「正解はこういう理由で3番です」的な解説をしているモノがほとんどだと感じる。
就活サイト
ライターが沢山で、統一感がないことが多い。
情報が無秩序に「大量」に集まっていて、ある程度面接能力が高まってからでないと上手く利用できない。
面接本
著者が一人で全部書いていれば、内容にダブりや矛盾がないので比較的スムーズに初級を終了できる。
まず一つの本を読んで、インターンや友達との練習を通して、同じ本を読み直す中で著者の言っている事を体感し、まず一つの形を作ることを心がければ早く面接が上達すると思う。
ネバギバが考える効率の良いリソース利用の順番は、
①『面接本+実践練習』で初級から中級まで一気に駆け上がる。
とにかく「なんらかの実践」をすることが、この時期を早く終わらせるコツ!
※「実践練習」とはインターンへの参加や友達との練習
②中級まで行ったら、ユーチューバーやキャリアセンターから良い部分だけ抽出する。
※キャリアセンターは良い部分が何も抽出できない可能性もある。でも批判的な精神を持って体験するだけでも、何か気づきはあるし、実際自分の敵となる学生はこの程度の準備しかしてない事が理解できて勇気が湧くというメリットもある。
③就活情報サイトで自分が欲しい情報を決めてアクセスする。
就活情報サイトでも「面接練習を始める時に大事な事4選」とか「自己PRに入れるべき項目3選」的な記事は読ませることが目的(YOUTUBEもある意味似た部分があるが、)で、相手のレベルに関係なく、大小様々な重要度も違う内容を一度に投げてくる感じで実際には上手く処理できない人が多い。
しかし、その前に実践などによって中級まで到達していれば、情報の波に飲みこまれ、混乱することなく、中級から上級へ進む事ができる可能性が高くなると思う。
ネバギバのこのブログの使い方は?
この記事を読んでくれている学生さんの全ての面接練習を、ネバギバができるわけではない。
そういう学生さんにはネバギバのブログ記事を「面接本」的に使って欲しいと思っている。
「面接本」の様に紙面に制限がないので、頻出問題は最終的にはグループ分けした上で、全部記事にして解説しようと思っている。
一番大切な「自己PRトピック」の作り方は、幾つものたとえ話を使って伝えている。
模範的回答も失敗例もできるだけ沢山書くようにしている。
それだけでなく、「キャラ相反」せずに「統一感」「リアリティー」を出して、説得力のある面接に繋げる戦略を書いている。
面接最中のテクニックも書いている。
この記事は2020年12月に書いているが、JAL自社養成の本採用が始まる前の2021年2月辺りまでには、記事を書き続けて初中級の内容をほぼ網羅した「履歴書・面接に特化した就活サイト」に近づけるつもりだ。
ネバギバがやりたい事&目的
今まで面接練習は「電話」or「直接会って」やってきたし、今年からZOOMを主体に続けている。
面接本は書いたことがなかったが教科書的なブログを書く事で、面接本を読みながらインターンなどで場数を踏んで中級まで駆け上がることの代替となれると思ったからです。
面接技能を身に着けていく段階で、ウェブサイトやyoutubeの様な一方的な媒体だけでなく、どこかで双方的な情報のやり取り&アドバイスが必要だし、それをする事で初級から中上級まで短時間で到達できる様になると思っている。
「上質なコーチングで短期間に上級まで」が一番の目的だ。
面接が上手くなってくると、楽しくなってもっと上手くなりたいと誰もが思う。
確かに楽しいが、面接はあくまで「採用を得る為の手段」であって「目的」ではない。
上級に達したら、それ以降は「費用対効果ならぬ時間対効果」はやはり下がってくる。
それよりも余った時間で学生時代を最大限楽しんで欲しいと思っている。
ネバギバは本来「ダメな子」グループ所属 だから諦めない
自分自身文章を書く事がメチャクチャに苦手で、今でも作文には時間がかかる方だ。
また書いた割には大したことのない記事しか書けない事が今でも悩みだ。
だからこそ履歴書作成で人より苦労してきた。
航大卒業前にあった大手航空会社の面接も何も準備せずに臨んで「完全死亡級の敗退」をした恥ずかしい経験もあり、その後も面接が得意になっても狭き門の厳しい状況に苦労してきた。
そんな「ダメな子」だったからこそ、どんなにレベルの低い学生が来ても絶対その人のダメな原因に辿り着けると思えるし、絶対良くなると信じて接することができる。
突き抜けて酷い作文を読まされても、死ぬほど面接が苦手な学生が来ても、「自分もそうだった、そうだった」と笑って対応できるし、「まずこれからやってみよか?!」が出てくるのである。
基本的に小さい人間で子供とも「肉」のことでピリピリする事もあるが、なぜかこの点に関してだけはフトコロが地獄の底よりも広い。(笑)
学生によっては僕が「救急病院・ICU・駆け込み寺」であり、他病院に無責任にたらい回す事は出来ないと考えている。
こういった過去の経験・経緯や、精神構造からして根っからの「教師・コーチ」タイプなのであって、動画上でペラペラしゃべる「お前、面接で苦労したことないやろ!」的な優等生感半端ないユーチューバーとは異次元の存在なのだ。
でもやっぱり物事を初歩から人に教えていくのは、「教師」の仕事
ネバギバが「ニッポンの学生の面接教師」をやらなければいけないとマジで考えている。
それから、生徒を引っ張り上げようとする気持ちの強い事は教師の持つべき特性の一つだし、苦労してきたことは教えに深みが出て、教えるに当たってデメリットになることは一切ないはずだと日々感じている。
偉そうなことを言わせてもらえば、学生の添削履歴やZOOM面接で変わっていく様子を全部見せて、日本全国の大学のキャリアセンターの職員さん達をコンサルしたい。(笑)
更にはJALやANAの人事が自社養成面接で「ネバギバ生対策」をしてくるくらいまで行きたい。(笑)
そして「教師」は僕だけでは足りない
ネバギバ生として「上級」まで最短で辿り着いた学生には、すぐそばにいる友達を引き上げて欲しい。
後輩が苦労しない様に手を差し伸べてあげて欲しい。
「上級ネバ生」は既に同級生の「教師」ができる状態になっていることが多い。
たまにZOOMやり過ぎて、ネバギバの声が出にくい場合は司会者を「上級ネバ生」に変わってもらう事もある。
彼らは見事に司会をこなすし、コメントも的確に与えられる。
ZOOM等なくても、面接の「初歩的」な部分は、ちょっとした普段の会話の中でも結構伝えられるだろうし、ニュアンスが伝えにくいと感じたらソコだけ僕のブログを補助に使えばいいと思う。
最後に
昔、僕が航空会社間を転職していた時期は、一般的には航空会社間のいわゆる「引き抜き」は暗黙の了解でご法度とされていた時期だったこともあり、面接に呼んでもらうこと自体が難しかったし、呼ばれても他の志望者と比べて圧倒的な違いをあらゆる面で見せつける必要がった。
アメリカで訓練をしたり、ライセンスを足したりの実績作りも必要だったが、やっぱり最終的には面接で「完全に浮き出た存在感」を示す事が必要だった。
その為に自社養成ではなかったが、結果的には自社養成レベルの上位1%の針の穴を通すようなハイレベルな面接を通るレベルまで自分を高める必要に迫られた。
そんな「長く孤独な闘い」が今学生さん達への履歴書添削やZOOM面接練習に全て活かせていることを嬉しく思う。
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